【京都】漢字ミュージアムの楽しみ方!大人も子供も見どころ満載なミュージアムを満喫!

今回は、京都の祇園にある小学生から大人まで楽しめる「漢字博物館(漢字ミュージアム)」に行ってきました。名前を聞いて、イメージ的に何だか堅苦しいそうな気がするかもしれません。

ところが、いつも使っている漢字の歴史や成り立ちなどがゲーム感覚で学べ、駅も近くて施設も綺麗で気持ちがいいです!また、1階にあるミュージアムショップも面白く、気軽に立寄れるカフェまで併設されています!

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京都の新名所?アトラクション感覚の漢字ミュージアム

四条通りに面した、とてもファッショナブルで大きな建物です!
入場料は大人¥800、大学生・高校生¥500、中学生・小学生¥300、未就学児・障がい者は無料となっています。休館日などの最新情報はHPでご確認下さい。

「今年の漢字」がお出迎え

入場してすぐ目に入るのは飛び込んでくるのは、大きな「今年の漢字」です!
いまや日本の歳末の風物詩とも言える「今年の漢字」は毎年、京都の清水寺で発表されていますから「京都名物」になりつつありますね!同時に、歴代の漢字も展示してあります。

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漢字の歴史絵巻と体験シートで漢字を学ぼう!

30メートルの漢字の歴史絵巻

30メートルもの長い絵巻に、漢字がどのように生まれどのように使われてきたか、漢字の歴史が説明されています。じっくり読むこむと、大人でも大変勉強になりますよ。

広々としたフロアには、その他にも五感で感じて楽しめる展示などがたくさん並んでいます。

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貴重な体験!金印スタンプ

特にめずらしかったのはこちらの「金印スタンプ」です。レプリカとは言え、あの歴史の教科書でしか見たことがない「金印」を自分の手で押すことができるのですよ!本当に「漢委奴国王」(かんのわのなのこくおう)と押印できました♪

自分の名前がタイムスリップ!?

「万葉仮名(まんようがな)」は平仮名やカタカナが存在していなかった6世紀から8世紀頃に使われていた文字です。このコーナーでは、自分の名前を万葉仮名や平仮名、カタカナの元になった漢字に変換できます。子供達も楽しそうに自分の漢字のハンコを体験シートに押していました^^

圧巻の「漢字5万字タワー」

漢字ミュージアムの1階から2階へのエレベーターには、びっしりと漢字が敷き詰められています!特に家族みんなで盛り上がったのが、自分の名前の漢字を探すこと!

娘たちの漢字は比較的にすぐ見つかったのですが、私と妻の漢字がなかなか見つからず諦めそうになりました。

最後はスタッフの方に聞いたら大体どのあたりにあるのかを教えて貰えて、やっとみんな見つかったという感じです!なんせ5万字ありますからね…。

館内には図書館も♪

2階の展示場には絵本から学生、大人向けの本や辞典まで、漢字に関する図書館スペースがあります。

もちろん、漢字検定の問題集などもありますので興味のある方はこちらのスペースで勉強するのも集中して出来るかもしれませんね♪

遊び楽しみ学べるコーナー

2階には漢字をアトラクション感覚で体験、学べるコーナーになっています。食べ物、地名、四字熟語、生物、生活に関する漢字が、各ブースにいっぱいです!子供から大人まで時間を忘れて夢中になってしまいそう!読めそうで読めない漢字があっても漢字ミュージアムですっきり解明できますね!

こちらは、体で漢字を表すコーナー!「炎」がやりたくなるのは私だけでしょうか?

左は、お寿司屋さんに行くと湯吞みでよく見かけたものですw最近はあまりみかけないような気もしますが・・・。湯呑みの中に入れて、記念撮影ができます。右側は、カウンターにあるタッチパネルで魚の漢字クイズに挑戦し、見事正解すると目の前の巨大水槽に正解した魚が登場する、というハイテクゲーム!これは大人もはまります!

こちらは、「漢字の読みと音」をゲーム感覚で楽しみながら学べるコーナー。

写真の中心にある、デジタルを駆使した漢字のゲームが一番人気でした。
こちらがなかなか難しく、むしろこどもよりも大人の方が夢中になってしまうほどの面白さ!

これはお題の部首とあわせて一つの漢字が出来上がるカードを取り合う4人対戦のゲームです。
家族4人でそれぞれのプライドをかけて熾烈なバトルを繰り広げました(笑)おてつきを誘うようなトラップ漢字もたくさん仕込まれていて、むちゃくちゃ面白かったです。

1階にはくつろげるカフェ「倭楽(わらく)」

ちょっと一息したいと思ったら、1階のカフェ「倭楽(わらく)」へ。

こちらはミュージアムの入場チケットが無くても利用でき、入場チケットを提示すれば割引価格になります!コーヒーや抹茶ラテなどドリンクの種類も豊富で、大きなガラス窓から四条通りを眺め、ほっこりすることができます♪

ミュージアムショップ&祇園祭ぎゃらりぃ

1階にはミュージアムショップと「京都祇園祭ぎゃらりぃ」があります。さすが漢字にまつわるグッズがずらり~。しかも、和風で京都土産にはぴったりです!

また、実寸大の山鉾(やまほこ)【京都で行われる大きな祭りの一つ「祇園祭(ぎおんまつり)」で使われるご神体が祀られ様々なご利益があるといわれるもの】のレプリカも飾ってあります!こちらは、2階からも眺めることもできます。

こちらは、山鉾を2階から見た風景。内部まで除くことが出来ます。

ミュージアムショップから山鉾を見上げた風景。とても大きいです!

京都の伝統 祇園祭

ちょうど漢字ミュージアムを訪れた後に、再度近くを訪れると、祇園祭が行なわれていました!実際の山鉾も何基か見ることができたので、ご紹介いたします。

とても迫力があって、「山鉾巡行」を見たかったのですが、既に巡業は終わっていた時間帯に訪れたので、もっと早く来ればよかったと後悔しました(涙)

ちなみに、こちらの山鉾の名前は南観音山(みなみかんのんやま)です。

やはり人だかりも多かったので、何事かとは思っていました(;^_^A

誰か上に載っていますが、祭りの準備でしょうか?それとも観光客でしょうか?

途中で見かけたところですが、風情ある情景ですね。

この山鉾、色々なところで見かけましたが、全部で33基あるそうです!

どの建物も風情があっておもむきがありますね!このお店はセールをしていました!

こちらは八幡山(はちまんやま)。町内にまつられている八幡宮を山の上に勧請した「八幡山」。山には天明年間(1781~1788年)に製作された金箔の社殿と朱塗りの鳥居があり、鳥居の笠木の上には、八幡山のシンボルである二羽の白鳩が向かい合ってとまっています。宵山では鳩にちなんだ限定グッズが販売され、愛らしい姿から子どもに人気があるそうです。

アクセスなど

■ 漢検 漢字博物館・図書館(通称:漢字ミュージアム)
住  所:京都市東山区祇園町南側551番地(京都市元弥栄中学校跡地)
アクセス:阪急 京都河原町駅より徒歩8分
開館時間:9時30分~17時 ※入館は16時30分まで
休館日 :月曜日(祝日の場合、営業。翌平日休み、年末年始、臨時休館有り)
入館料 :大人¥800、大学生・高校生¥500、中学生・小学生¥300、未就学児 無料
電話番号:075-757-8686(代表)
公式サイト:https://www.kanjimuseum.kyoto/

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私達が施設見学に要したのは約2時間でした。天気が悪い時なども館内見学なので快適です。漢字ミュージアムは八坂神社からも近く、観光コースに加えると新鮮味にある京都を楽しめますよ♪

構想から約7年ほどかかって完成した「漢字ミュージアム」。 何よりも「ふれあう」ことを大切に、様々な展示がたくさんあるので、子どもたちはもちろん、大人も夢中になれるスポットとなっていました。

カフェなども併設しているので、観光がてら、また今年の注目スポットとして、訪れる価値もあります。ぜひ祇園に行く際は「漢字ミュージアム」に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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