みなさんは、岡山県の里庄町出身のシンガーソングライター『藤井風(ふじいかぜ)』さんをご存じですか?
いきなり紅白歌合戦にも出場している超新星で、知らない人の方が少ないかもしれません。
そんな藤井風さんが作る曲の特徴として、岡山弁で歌詞を書くという点があります。
わたしも車で移動中、『燃えよ』という曲を聴いていて、「もうええよ、もうええよ」と連呼しているこの曲が大変気になりました(笑)
もちろん、歌詞自体も曲も大変すばらしいのですが、やっぱり岡山県民のわたしとしては、この岡山弁「もうええよ」が気になるんですよ。
そこで今回は、岡山弁の『もうええよ』について使い方などをご紹介したいと思います。
岡山弁『もうええよ』の意味
基本的に、『もうええよ』=『もういいよ』の解釈でいいと思います。
ただ、ニュアンス的にかくれんぼの『もういいよ~』(もうOKですよ)では使いません。
「もう、今してる事を続けなくてもいいよ、無駄だからやめな。」みたいなニュアンスで使うことが多いような気がします。(個人的な解釈)
他にもこんなニュアンスじゃない?って意見があれば、コメントで教えてくださいね^^
『もうええよ』の使い方の例
岡山弁での日常会話の一例を考えてみました。
使うとしたらこんな感じでしょうか?わたし的には、『もうええわ』と言いそうですが意味は同じです!
藤井風の曲『燃えよ』の『もうええよ』の考察
燃えよ
あの空に燃えよ
明日なんか来ると思わずに燃えよクールなフリ もうええよ
強がりも もうええよ
汗かいてもええよ
恥かいてもええよ
≪燃えよ 歌詞より抜粋≫
この曲『燃えよ』は、生き疲れてしまった人たちや、自分の壁にぶつかってくじけそうになっている人たちの背中を押してくれる応援歌です。
そんな歌詞のサビの部分で、この『もうええよ』が使われています。
この場合の『もうええよ』は、「無理してクールなフリしなくてもいいんだよ。もうやめようよ。」「無理して強がらなくてもいいんだよ。もうやめよう。」という意味だと考えます。
サビ全体を考えるに、「燃えろ、あの太陽のように燃えろ。明日がないと思って、自分の生命力を燃やして生きろ。無理してクールなフリしなくてもいいんだ。もうやめな。無理して強がらなくてもいい。もうやめよう。汗をかいてもいい。恥をかいてもいい。今日を泥臭く生きろ!」という感じでしょうか・・・。
まとめ
今回は、岡山弁の『もうええよ』とはどんな意味か、藤井風さんの曲『燃えよ』の歌詞も参考に考察してみました。
個人的な考察の部分が多く、知識不足なところもあったとは思いますが、とても深い言葉だと思います。
みなさんも、岡山弁を楽しんで学んでみてくださいね^^